Room1-1 Web Museum 開館
日本のグラフィックデザインの黎明期を担い、きわめて先駆的な仕事でニューヨーク近代美術館永久保存作品など、数々の名作を残した山城隆一氏。
彼は「デザインに悲しみは盛れないか」というテーマを追い続けました。
1972年フランスの煙草「ゴロワーズ」のパッケージを使って制作した白い猫のコラージュ作品「ネ・コラージュ」が若い女性を中心に大評判となりました。
これをきっかけに、繊細な詩人の感性を投影した猫の作品を次々と発表。
自宅で生活を共にした9匹の猫たちをモデルにした、コラージュ、絵画、デッサン、絵皿、アートワークなど、半世紀を経ても愛され続ける山城隆一の幸せな猫たちがいます。